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映画
 白里中央海岸(大網白里町)で撮影されました
象の背中10月27日(土)全国ロードショー

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(C) 2007「象の背中」製作委員会

余命半年。「今」この幸せを、生きていく――。永遠に心に刻まれる愛の感動作。
仕事のキャリアも家庭も順調。子育ても一段落し、充実した日々を送っていた矢先、
「余命半年」と宣告されたならば、あなたならどうしますか?
 誰もが迎える「死」。それは自分の人生を振り返る時でもある。残りの人生をどう生き、どう死ぬのか。そんな「生と死」を真正面からとらえた話題の長編小説が、ついに映画化された。
 主人公は、末期の肺がんと宣告された48歳のサラリーマン・藤山幸弘。余命半年と知った彼は、これまでに出会った人々と再会して自分なりの別れを告げ、自分の人生がどんなものだったのかを見極めたいと願う。そして、延命治療ではなく、「今」を生きることを選んだ夫のすべてを受け入れる妻・美和子。「死」に直面し、あらためて夫婦が向き合う時、「今」をともに生きることの意味と、本当の幸せが見えてくる――。
 原作は、様々な流行を生み出し、時代の寵児と呼ばれてきた秋元康が手掛けた初の長編小説。2005年の1月から6月まで産経新聞にて連載され、死を目前にした一人の男の赤裸々な思いとその生き方が、中高年層に大きな共感と感動を呼ぶと同時に、「理想の死」、「男の身勝手さについての論争を巻き起こした。映画化、TVドラマ化のオファーが殺到した話題作である。
 キャストには、主人公・藤山幸弘に『SAYURI』、『バベル』で国際的な評価を受けた役所広司。末期がんに冒されながらも「今」の幸せを噛みしめながら生きる男に扮し、迫真の演技を披露する。そしてその妻・美和子には、今井美樹。死に直面した夫の決意に動揺しながらも、彼を理解し、支え続けようとする妻役を演じ切った。
 監督は、『g@me.』『[Focus]』の井坂聡。大人の上質なエンタテインメントとして、本作品でその手腕を発揮する。
「今」という時間を生きる喜びと、人を愛することの尊さ――。
この秋、永遠に心に刻まれる愛の感動作。
STORY
象は、自らの死期を察知した時、群れから離れ、死に場所を探す旅に出るという。
 妻と2人の子ども、幸せな家族4人。会社での地位も得て、順風満帆に暮らす48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘(役所広司)は、今まさに人生の“円熟期”を迎えていた。だが、そんなある日、末期の肺癌と宣告される。
 「余命半年」という医師の言葉に戸惑いながらも、幸弘が選択したものは、延命治療ではなく、人生を全うすることだった。彼は残された時間に、今まで出会った大切な人達と直接会って、自分なりの別れを告げようと決意する。初恋の相手(手塚理美)、喧嘩別れした高校時代の親友(高橋克実)、絶縁していた実兄(岸部一徳)…言い残したことのある人達と再会し、自分が生きてきた時間を噛みしめる幸弘。だが、妻・美和子(今井美樹)には、病気のことを話せずにいた。何と伝えればよいのか――23年間、共に生きてきた妻だからこそ、話せないことは他にもあった。
 大学生の息子・俊介(塩谷瞬)にだけ事実を話し、妻の美和子と娘・はるか(南沢奈央)を支えるように伝える幸弘。だが、彼が会社で倒れたことをきっかけに、その病名は医師から美和子へと知らされる。「何となく分かってたの、夫婦だもん」と俊介に告げる美和子だったが、予想外の病気の重さにショックと戸惑いもあった。なぜ延命治療を受けないのかと問う彼女に、幸弘は未来ではなく今現在を生きていたいと語る。残りの人生が僅かなら、死ぬまで有意義に生きていたい…それは「死」を覚悟するという意味ではなく、「生」への執着。美和子は、そんな夫のすべてを受け入れようと決意するのだった。                                       
 会社も辞め、妻や子どもたちとともに「今」を生きる幸弘。夫婦として改めて妻と向き合う中、彼は当たり前に過ごしてきた日常が、どれほど幸せなものであったのかを実感し、夫婦でいることの意味を知る。そして2人にとっての「今」が、忘れ得ない、かけがえのない時間となっていく――。
CAST
役所広司  今井美樹
塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、高橋克実、白井晃、小市漫太郎、久遠さやか、益岡徹、手塚理美、笹野高史、伊武雅刀、岸部一徳
STAFF
■原作:秋元康
■脚本:遠藤察男
■音楽:千住明
■録音監督:橋本文雄
■監督:井坂聡
■主題歌:CHEMISTRY(ケミストリー)
10月27日(土)より
丸の内ピカデリー1ほか全国ロードショー
映画『象の背中』劇場用プログラム
700円(税込) 松竹事業部発行

10月27日(土)より全国の公開劇場にて販売開始

撮影地
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白里中央海岸(大網白里町)
詳細は、右記ホームページをご覧ください。 http://www.zo-nosenaka.jp/
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