―この秋、『相棒』を再開するにあたって―
「相棒」は土曜ワイド劇場の一本として、定番のコンビ刑事モノを奇をてらわず、キャラクターの構築とウィットに富んだ会話で見せ切るという事をモットーに2002年秋に連続ドラマとしてお茶の間に登場となりました。
期待通りこの3本はいずれも好評、平均19%を超える実績を残した後、2002年秋に連続ドラマとしてお茶の間に登場となりました。
連続化された「相棒」は、シリーズを重ねる毎に徐々に認知度をアップさせ、シーズン8からは新たに右京の相棒として神戸尊が加入し、人情味の厚い薫とは正反対のクールでシニカルな尊のキャラクターで番組に新たな魅力を吹き込み、シーズン9では平均20%を超える視聴率を獲得、完全にその人気を不動のものとしました。
また、ヒネリの効いたプロット、社会的テーマ、クセのある登場人物が作り出す世界は、従来の刑事ドラマとは一線を画す内容という評価を得、DVDの販売は勿論、ノベライズ化、漫画連載、ゲーム化、宝塚での舞台化など、その世界は単なるテレビドラマの枠に留まりません。08年に満を期して映画化された『相棒―劇場版−
東京ビッグシティマラソン』も興収44億円の大ヒット、10年公開の『相棒―劇場版U−警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は再び興収31億円の大ヒットを飛ばしました。今年(13年)3月に公開されたスピンオフ映画第二弾『
相棒シリーズ XDAY』も13億円のスマッシュヒット、さらに来春(14年)には『相棒―劇場版V−』の公開も控えています。
そして、この秋「相棒」が帰ってきます!
右京の相棒はシーズン11から登場の甲斐亮。
警視庁次長を父に持つサラブレッドでありながら、父親に反発しノンキャリアの警察官となったへそ曲がり。歴代の右京の相棒で最も若い甲斐亮の存在は、親子ほど年の離れた右京との相棒関係、父親との確執、年上の恋人との恋愛模様など「相棒」にこれまでなかった新しい息吹を吹き込みました。
警視庁特命係、杉下右京と甲斐亮。このコンビで相棒はさらに進化して行きます!! |