「どこかで春が」を作詞した百田宗治は最晩年を千葉県南房総市で過ごし、昭和30年にその生涯を終えました。3月のはじめ、南房総市の隣に位置する鴨川市の里山で、春の気配を探します。このあたりでは、季節の移ろいや祭事など生活の節目で郷土料理の「太巻き寿司」を作る習わしがあります。春の訪れを祝い、親子で桜と蝶の太巻き寿司を作ります。