ヴィヨンの妻

ちばフィルムツーリズムは、映画やドラマなどの撮影地として利用された千葉県内のロケ地を紹介しています

　千葉県立房総のむら博物館で撮影されました。

太宰治生誕100年。ある夫婦をめぐる「愛」の物語。

生誕100年の太宰治が描いた、ある夫婦をめぐる「愛」の物語。
男の弱さを理解し、そのすべてを包み込む妻。その清々しく逞しい行き方が静かに心を打つ傑作の誕生。

【ストーリー】

　秀でた才能を持つ小説家の大谷（浅野忠信）と誠実で美しいその妻、佐知（松たか子）。
　大谷はその才能とは裏腹に、お酒を飲み歩き、借金を重ね、妻以外の女性とも深い関係になってしまう破滅的な生活を送っていた。ひょんなことから夫の借金を返すために飲み屋・椿屋で働き始めた佐知は、あっという間にお店の人気者になり、日に日に輝きを増していった。そんな佐知は、常連客の一人、大谷ファンの青年・岡田（妻夫木聡）や昔佐知が振り向いてもらえなかった弁護士・辻（堤真一）から好意を寄せられるのだった。見違えるように美しくなっていく佐知に嫉妬する大谷。そして大谷は、書くことそして生きることに苦悩し、愛人の秋子（広末涼子）と心中未遂を起こしてしまう。それを知った佐知は…。

【キャスト】

佐知（小説家を愛する妻）…松たか子
大谷（生きる事と闘う小説家）…浅野忠信
巳代（飲み屋・椿屋主人の妻）…室井滋
吉蔵（飲み屋。椿屋主人）…伊武雅刀
秋子（小説家の愛人）…広末涼子
岡田（妻に想いを寄せる青年）…妻夫木聡
辻　（過去を忘れられない弁護士）…堤真一

【スタッフ】

監督　　根岸吉太郎
脚本　　田中陽造
原作　　太宰治「ヴィヨンの妻」（新潮文庫刊）

音楽　　吉松隆
撮影　　柴主高秀（JSC）
照明　　長田達也
録音　　柿澤潔
美術監督　　種田陽平
美術　　矢内京子
編集　　川島章正
衣裳デザイン　　黒澤和子
フードスタイリスト　　飯島奈美

c2009フジテレビジョン　ババドゥ　新潮社　日本映画衛星放送

詳細は、下記ホームページをご覧ください。
オフィシャルサイト：http://www.villon.jp/