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ちばフィルムツーリズムは、映画やドラマなどの撮影地として利用された千葉県内のロケ地を紹介しています
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映画
 匝瑳市・多古町等で撮影されました。
5月23日(土)、テアトル新宿、渋谷HUMAXシネマほか全国ロードショー!
イントロダクション

ジリ貧OLが見つけた
不思議な沼をめぐる、世にも奇妙な秘密!

三木聡が仕掛ける予測不能なサプライズ。ツボにはまる。

 日本映画を変えた監督、三木聡。
それまでになかった新しいタイプの映画『亀は意外と速く泳ぐ』などの公開作品が次々とクリーンヒット。その後高視聴率を記録した「時効警察」シリーズや、07年に公開された、『転々』もミニシアター系の大ヒットを記録。近年、海外でも続々と特集上映が組まれている注目監督のオリジナル最新映画『インスタント沼』がついに登場!この魔可不思議なタイトルに隠された意味は物語を見ないと分からない。想像を上回る仕掛けが随所に巧みに散りばめられており、お洒落で、笑えて、心動かされる映画になった。三木聡が隅々まで磨きあげた最高傑作だ!

 主演は07年度ブルーリボン賞主演女優賞受賞の麻生久美子。三木監督と組んだ「時効警察」でも男女問わず高い人気を誇る。本作をはじめとして『おと・な・り』、『ウルトラミラクルラブストーリー』など話題作が連続して公開される今最も旬な女優だ。主人公のジリ貧OLハナメを魅力たっぷりに演じる。

 ハナメにとって奇妙な父親であり、後に大きな影響を受けることになるひとくせある骨董屋“電球”を、名優、風間杜夫が怪演。独創的な三木演出に見事に応えて謎めいた人物像を作り上げ、時に愛情深く、時にうさん臭く演じ切る。その姿は衝撃的!

 ハナメを助けるパンクロッカー・ガスには加瀬亮。同じく07年度のブルーリボン賞主演男優賞を受賞し人気実力とも第一級。出演作品が立て続けに公開され、09年には初の連続ドラマにも出演。従来の好青年役というイメージを破壊するような驚きの役柄で新境地を見せる。

 また、松坂慶子、相田翔子、白石美帆、宮藤官九郎など豪華な俳優陣が脇を固めるほか、三木監督作品にかかせない、笹野高史、ふせえり、岩松了、温水洋一、松重豊、など個性派“三木組”も健在。俳優たちから「今、一番出演したい」と言われる三木作品だからこそ実現した顔ぶれだ。

 主題歌を担当したのはYUKI。この作品を見て書き下ろした曲「ミス・イエスタデイ」は不器用だけど素敵なハナメの生き方にぴったり当てはまり、暖かくて心地よい余韻を残す。

 ジリ貧街道まっしぐらなOL生活に終止符を打ち、意地の重さで沈んでいる自分に気づいたハナメ。ヘンテコな骨董屋“電球”と出会い、自らも骨董屋を営むうちに自分らしい最高の幸せをつかむ。奮闘するハナメと彼女を振り回す濃い家族や仲間たちが、笑いあふれる豊かな世界を見せてくれる。
価値とは、その物が有名だとか金額が高いということではなく、それを大切に思う気持ちにこそあるのだ。

 さあ、水道の蛇口をひねれ!

 誰も想像できない驚異の展開が待っている。

ストーリー

ひらけ、ぬま!!

まさにドロ沼。
沈みっぱなしのジリ貧OLに
とてつもない幸せがやってきた。

 担当していた雑誌が休刊になり、出版社を辞めることになった編集者の沈丁花ハナメ(麻生)。
好きな男にも振られ、ドロ沼のようなジリ貧人生をやり直そうと身の回りの荷物を処分した矢先に衝撃の手紙を発見!そこには、ハナメの実の父親が「沈丁花ノブロウ」という全く知らない男だと書かれていた。あわてて母親(松坂)に聞いてみるが、母親は河童を探しに行ったとかで池に落ち病院に運び込まれてしまう。

 母親を見舞った後、事実を確かめようと、手紙を頼りに「沈丁花ノブロウ」を訪ねる。しかし、そこにいたのは“電球”(風間)と名乗るうさん臭い骨董屋「電球商会」の店主だった。 怪しげな彼を自分の父親とは認めたくないハナメ。だが、そこで出会ったパンクロッカーのガス(加瀬)に「2人とも顔がそっくり」と言われてガッカリ。

 電球との距離が徐々に縮まっていくうちに、ハナメはいつしか骨董の魅力にもはまっていき、やがて本当の父親かもしれないという気持ちが芽生え始める。
電球から「骨董屋が向いている」と言われて嬉しくなったハナメは、貯金をはたいて部屋を改造し骨董屋を始めることにする。
 最初はなかなかお客が来なかったものの、電球からの「人生うまくいかない時は水道の蛇口をひねれ」という奇妙なアドバイスのおかげで、なんとかお店も順調にいきはじめる。

 時々遊びに来るガスとも仲良くなった頃、電球が店を閉めて旅に出ると言い出した。旅の資金のために怪しげな古い蔵の鍵を100万円で買ってくれと頼まれ、ハナメはうっかりそれを買ってしまう。
その蔵の中にはスゴイ宝物が入っていると豪語する電球。
喜んだハナメだったが、思いもよらない電球のウソが発覚。つい腹を立て、鍵を投げつけその場を飛び出してしまう。

 1人自分のお店に戻ったハナメだったが、自分を本当に理解してくれたのは電球だけだったと気付く。意地を張って彼を父親と呼ばずにいたことを後悔し、急いで電球のもとを訪れた。だが、すでに彼は旅立った後だった・・・。

 ハナメは電球から受け継いだ蔵の中身を確かめるべく、ガスと一緒に蔵のある村へ向かう・・・・。
 蔵の中は一体何なのか?   

 そして、ハナメが最後に目にしたスゴイものとは!!?

CAST
出演:麻生久美子 風間杜夫 加瀬亮 松坂慶子 
相田翔子 笹野高史 ふせえり 白石美帆 松岡俊介 温水洋一 宮藤官九郎 渡辺哲 村松利史 松重豊 森下能幸 岩松了
STAFF

監督・脚本:三木聡  

音楽:坂口修 撮影:木村信也 美術:磯見俊裕 照明:金子康博 
録音:小宮元 編集:高橋信之 コスチュームデザイン:勝俣淳子 
ハナメ・コスチュームデザイン:山瀬公子 助監督:中里洋一 
VFX:アイデンティファイ

共同配給:アンプラグド/角川映画

撮影地
匝瑳市・多古町等で撮影されました。
詳細は、下記ホームページをご覧ください。

http://instant-numa.jp
 
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