さらば、バチスタ!
日本初となる国際Aiセンター(Ai=オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)発足の目玉として導入されたMRI“リヴァイアサン”。顕微鏡レベルの解像度を誇る巨大な機器は世間から大きな注目を集めていた。 国と自治体、東城医大が三位一体で取り組む死因究明システムの一大改革に、東城医大の心療内科医・田口と厚生労働省でAi導入を推進する白鳥が奔走。しかし。柿落としとなるシンポジウムが10日後に迫ったある日、密室で9人が謎の死を遂げる前代未聞の集団不審死事件が発生する。その中には白鳥のよく知る人物が—。 果たしてそれは、不幸な事故か、殺人か? 司法解剖では死因が特定ができず、真相の見えない焦りの中、田口のもとに一通の脅迫状が届く。 「三の月、東城医大とケルベロスの塔を破壊する」 すなわち“ケルベロスの塔”は“死への入口”—Aiセンター。 誰が何の為に? Aiセンター始動の日……医学界の根底を大きく揺るがす“最悪の日”がはじまる。
美術さんの飾込で図書館が「時風新報社」のオフィスに変身。
【CAST】 伊藤淳史 仲村トオル 桐谷美玲 松坂桃李 / 西島秀俊 / 戸次重幸 木下隆行(TKO) 利重剛 加藤あい 名取裕子 栗山千明 生瀬勝久
【STAFF】原作:海堂尊 「ケルベロスの肖像」宝島社刊 監督:星野和成 脚本:後藤法子 音楽:羽岡圭 チーフプロデューサー:豊福陽子 プロデューサー:上原寿一、青木裕子、遠田孝一、 八巻薫 ラインプロデューサー:伊藤正昭 製作:関西テレビ放送、フジテレビジョン、東宝、 FNS26社 配給:東宝