【はじめに】
累計750万部を売り上げているはやかわともこの人気コミック「ヤマトナデシコ七変化?」がついにドラマ化。カッコよすぎる自分に潜在的にコンプ レックスを抱き、根は優しいくせについイライラと人に対して攻撃的に振舞ってしまう主人公・恭平と、“ブス”だというコンプレックスから“女”を捨て、暗 闇と孤独の世界でしか生きていけない体質になってしまった超ホラー少女・スナコが織り成すラブコメディだ。
ホラー少女であるスナコを「“レディー”に変身させてくれれば下宿代はタダ!」という提案に乗った万年金欠の恭平は、雪之丞、武長、蘭丸という超美形の3人の同居人たちとスナコ改造計画に乗り出す…。
ある出来事がきっかけで“ブス”である自分を嫌い、ホラーの世界に一人閉じこもってしまったスナコ。一方、カッコよすぎるが故に様々な迷惑を被ってきた恭 平も、自分がイケメンでなかったら何の価値もない人間なのではないかという不安を持っていた。外見に惑わされずに本当の自分を見てくれる人はこの世に存在 するのか?自分に自信の持てない恭平とスナコは、合わせ鏡のようなお互いの存在をきっかけにして自分自身と向き合い、成長していく。
美男子ながらケンカ最強の乱暴者、超短気な高野恭平を演じるのはTBSドラマ初主演となる亀梨和也。これまで比較的優等生の役柄を演じることの多かった亀梨が、無愛想で粗雑、ケンカ早い恭平をどう演じるか?亀梨は『3年B組金八先生』第5シリーズ(1999年10月〜2000年3月放送)出演以来、10年ぶりに古巣・TBSの連ドラに帰ってくることになる。
そして恭平の同居人はやはり美男子ばかり。女の子と間違われるほどのかわいらしさを持つ遠山雪之丞役に手越祐也。笑顔満点のムードメーカーだ。冷静で文武両道の織田武長役は内博貴。クールながら不器用な一面を持つ武長は、彼の持つイメージと良く合う。また、三度のメシより女好き、という王子キャラの女たらし・森井蘭丸をK-BALLET COMPANYのバレエダンサーでファーストソリストである宮尾俊太郎が演じる。
一方、女を捨て、顔を隠し、暗闇でひっそり孤独に生きるヒロイン・中原スナコを演じるのは大政絢。雑誌・セブンティーンのモデルとしても活躍する彼女が今回、ヒロインに大抜擢された。フレッシュで元気いっぱいの笑顔を封印し、強烈なホラー少女に体当たりで挑む。
それぞれにコンプレックスを抱えた5人の若者たち。彼らが自信のない自分を丸ごと受け止め、ポジティブに前に進むために必要なのは「自分で自分を好 きでいられる」という想い。4人のイケメンと1人のホラー少女が巻き起こす大騒動は、従来の「イケメンもの」という枠にとどまらない、若者たちへの応援歌 となるはずだ。 |
【あらすじ】
第9話(3.12 放送)
過去のことを思い出した母・亜紀(麻生祐未)に「産むんじゃなかった」と言われ、恭平(亀梨和也)は深く傷つく。恭平はそのことを隠したまま普段どおりに振舞うが、雪之丞(手越祐也)や武長(内博貴)は何かおかしい、と感じていた。唯一、事情を知っているスナコ(大政絢)も、恭平のカラ元気が心配で仕方ない。
一方、蘭丸(宮尾俊太郎)は、再度自分のことを訪ねてきた珠緒(浅見れいな)に戸惑い、自分がどんなに酷い男かを力説する。しかし、蘭丸のことを強く想う彼女は聞く耳を持たない。そんな時、海外に滞在していたタケル(加藤清史郎)と美音(高島礼子)が 帰ってきた。珠緒の熱意に困り果てた蘭丸はとっさに、美音とタケルを「内縁の妻と息子だ」と紹介してしまう。怒りつつも、亡き夫・篤を思い出す美音。しか しそんな時、蘭丸が夫・篤しか知らないことを話出した!篤の霊が蘭丸の体に乗り移ったのか!?蘭丸の姿をした篤と家族水入らず(?)で過ごす美音とタケル を見て恭平は…。 |