自分を陥れた犯人を突き止めるため、上司・田嶋(ヒロミ)の協力を仰ぎ"ミス・イレイズ"に不正にアクセスした人物を暴こうとする新一(藤原竜也)だが、犯人の痕跡が全て消去されていることを知り愕然とする。
その時、突然オフィスの電話に「ガキの使い」と名乗る謎の男から新一宛てに電話があり、一方的に新一へある数字を伝える。
さらに突然オフィスに現れた五木(志尊淳)の口から「偽・藤堂新一の弁護を引き受けたのは、業界最大手の法律事務所の所長・西条(鶴見辰吾)という有名な弁護士」であるという事実を聞き、さらなる手がかりを求めて西条を訪ねることを決意。
アポなしで西条を訪ねた新一は、「守秘義務があるので何も話せない」とそっけない対応をされるが、西条は新一のことをまるで知っているかのような言葉を漏らし…。
早苗(二階堂ふみ)とウェディングドレスショップで待ち合わせをしていた新一は「ガキの使い」から告げられた数字のことで頭がいっぱいだった。
しかし、早苗との会話の中で、ガキの使いが提示した数字の意味に気付き、行きついた先は動物園だった。
半信半疑のまま動物園に足を運んだ新一が目にしたのは、母・万紀子(黒木瞳)とその車椅子を押す小山内(玉山鉄二)の姿で― ―。
その夜、バー「KING」で小山内と待ち合わせをしていた新一は、日下(伊野尾慧)からバーを開くきっかけとなった意外な話を聞き衝撃を受ける。
そこに小山内が新一に紹介しようと、上司の寺前(信太昌之)を伴って現れるが、同じタイミングで新一に「ガキの使い」から再び連絡が入り、挨拶もそこそこに、店を飛び出してしまう。 |