一向に解決のめどが立たない年金問題、度重なる汚職事件、首相の電撃辞任…と現在、問題山積の日本の政治。誰もが怒りや疑問を感じながら、日々のニュースを注視しています。アメリカでも白熱した大統領予備選挙が展開されていることもあり、現在、世界中の熱い視線が一段と政界に向けられています。“そんな今”だからこそ、今回の“月9”は“政治”を、夢と希望にあふれたエンターテインメントとして描いて、みなさまにお届けします。
木村さんが演じるのは、子どもたちに囲まれながら充実した日々を送っていた小学校教師、朝倉啓太。政治になどまったく興味を持っていなかった啓太が、ある事情から議員へ、そして総理大臣へとかつぎ出されてしまうのです。小学校教師が総理大臣に?!　まさに青天の霹靂…。そんな啓太が、永田町の海千山千の政治屋たちに翻弄されながらも、同じく日本を良くしたいという想いを秘めた人々と奮闘していく姿が描かれていきます。庶民感覚を忘れず、普通の人の目線で臆せずに“分からないことは分からない”と言える、そんな総理の姿が周りの人間にも…。
政治に素人の啓太を支える有能な女性秘書、美山理香役を深津絵里さんが。理香は、有名大学出身の才女で日本を動かしたいという野心を持つ強い女性。啓太もつい敬語を使ってしまうような手強い相手。素人総理と有能な秘書との掛け合いも見どころの一つ。素人総理につけられ不満ながらも、キャリアアップのためと割り切って共に行動する理香は、次第に啓太の人間性に惹かれ…。仕事のパートナーという枠を超え“恋に発展するのか？”にも注目です!?
現在、アメリカで進行中の大統領予備選で大事なポイントを握り、選挙の勝敗を決めるといっても過言ではないポジションが選挙プランナー。啓太の選挙プランナーとして活躍する韮沢勝利役は阿部寛さん。全く経験のない小学生教師、啓太を議員…さらには総理大臣にまで豪腕で押し上げていくという重要な役どころ。「選挙は唯一法律的に認められた戦争だ！」と言いきる男を阿部さんがどう演じるかは楽しみ。
さらに、大物政治家、神林正一役として寺尾聰さんも参加。啓太を総理大臣にしていく過程で、裏で糸をあやつることとなるので、神林の動向も見逃せません。
他に、加藤ローサさんら、ドラマを華やかに盛り上げる出演者陣が続々登場!!