NHK連続テレビ小説「花子とアン」 放送:2014年3月31日(月)〜9月27日(土)全156回(予定)
第20週 第119話「 海にかかる虹」 放送日:2014年8月15日(金)
【ストーリー】 8月のある日、村岡家へ、甲府から吉平(伊藤剛志)とふじ(室井滋)がやってくる。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が、海水浴に誘ったのだ。花子の長男・歩(横山歩)は早くも水着を着て、翌日海へ行くのを楽しみにしており、吉平とふじ、平祐(中原丈雄)は目を細める。ところが翌日、外はあいにくの大雨。がっかりした歩は泣き出してしまう。花子は歩を元気づけるため、ある物語を語り聞かせる。それは「雲が、困った人々のために雨を降らし、姿を消してします」というお話だった。雨も大切な恵みであることを知った歩は機嫌を直し、次の日曜日に海へいくことに。しかし次の日曜日、急きょ梶原(藤本隆宏)に頼まれた翻訳の仕事により、またも花子は海へ行けなくなってします。すっかりへそを曲げた歩は、どんでもないいたずらをしでかし、花子を怒らせる。花子と歩は仲直りし、今度こそ海へ行こうと約束を交わす。だが、しばらく経ったある日、歩が「お熱があるかも」と花子に言ってくる。高熱を出して起き上がれなくなった歩、医者の診断は疫痢。それは当時の大勢の子供が命を奪われた病でした。花子の必死の看病も虚しくやがて息を引き取る歩。茫然自失で悲しみから立ち直れない花子。けれど、周囲の人達に励まされてまた花子は仕事に没頭し始めるものの突然いなくなったりと情緒はまだ定まらない。
そんな花子(吉高由里子)を蓮子(仲間由紀恵)は英治(鈴木亮平)と共に亡き歩(横山歩)と行く約束を交わした海へ誘う。自分を責める花子に英治は「楽しそうに仕事をするおかあちゃまを選んで生まれてきた」と歩が話をしていた事を伝える。そんな中、蓮子が空にかかる虹を見つけ、花子と英治もその虹を見つめる。花子が息子の死を乗り越え、子供たちが喜ぶ物語への創作意欲もつことができたとても大事なシーンが撮影されました。 撮影の前日は大雨で撮影実施できるか心配されているなか、気象庁からこまめに現地の天候情報を確認しながら撮影実施。当日は、前日の雨が空の汚れを落としたかのような快晴の中里海岸(白子町)。スタッフの方々も久しぶりのロケとのことで最後には笑顔で全員で集合写真をとりました。
詳細はホームページをご覧ください。 http://www.nhk.or.jp/hanako