【ストーリー】
もしも、患者をひとめ見ただけで病気がわかってしまう
そしてその病気が治るのか、死に至るのかすらわかってしまう
そんな医師がいたら・・・・・・
このドラマの主人公は、そんな恐ろしいまでの『診える眼』を持った医師・ 為頼英介(西島秀俊)。
超能力ではないが、深い医療知識と鋭すぎる観察眼がゆえに、街行く人の顔やたたずまいに表れる徴候だけで症状を言い当てる。
さらには、病気が治るものか否かまで、見えてしまう。
そして、彼の鋭い診察眼は、犯罪者の持つ兆候「犯因症」(エネルギー過多の一種)までも見分けてしまうのだ――。
為頼の能力に奇妙に惹かれてゆく刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)と、為頼と出会うことで救われてゆく女・高島 菜見子(石橋杏奈)、
彼らもまた、為頼の能力ゆえに事件に巻き込まれてゆく。
そしてこの物語には、もう一人の『診える眼』を持つ医師・白神陽児(伊藤英明)が登場する。白神はその能力を惜しみなく使い、
『助かる患者しか治療しない』ことで、病院の評判を上げ、巨大な医療コングロマリットを作り上げようとしていた。
まるでコインの裏と表のようなふたりの医師。
運命に導かれるように出会ったふたりは、ある猟奇的な殺人事件を巡って対決することになる――。
現役医師である久坂部羊氏の著書「無痛」。
驚異の診療眼を持つ為頼医師が活躍する物語をベースに、原作の事件をさらにふくらませたドラマオリジナルのストーリーを展開。
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